アニメ『俺は全てを【パリイ】する〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜』感想レビュー

プライムビデオで『俺は全てを【パリイ】する〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜』を観たので、感想を書きます。
結論から言うと、めっちゃおもしろい!
前回、「片田舎のおっさん、剣聖になる」感想レビューを書きました。
基本的には、「片田舎のおっさん~」と同じように、主人公が「無自覚最強」キャラで、次々と強敵を倒していくストーリー。
実はすごく強いのに、自己評価がものすごく低い「逆勘違い系」の主人公が、パリィという「地味スキル」だけで、すべてをなぎ倒してしまうという圧倒的強さとその“自覚のなさ”がおもしろいところなんです。
簡単にあらすじだけ。
主人公・ノールは、ただひたすらに「パリィ(受け流し)」だけを極めた青年。
攻撃も魔法も使えず、「パリイしかできない」と思い込んでいるんだけど、実はそのパリィがあまりにも強力すぎて、敵のあらゆる攻撃を無効化するという規格外のチートスキルなんです。
物語は、ノールが“弱いながらも冒険者を目指す健気な青年”として旅立つ一方、周囲は次々と彼の異常さに気づいて恐れおののいていくという、いわゆる“周囲が勝手に驚いていく系”の構図になっていて。
この構図がギャグにもなり、爽快バトルにもなり、テンポよく展開していきます。
ノールの性格がすごい謙虚で、“謙虚な最強”ぶりがクセになります。
「片田舎のおっさん~」と違って、主人公がやたらとモテるわけでもなく(ヒロインには慕われるけど)、仲間キャラもちゃんと個性があっていい。
戦闘では本当にパリイしかしないんだけど、そのパリイの威力がスゴすぎてパリイでなぜか敵を倒してしまう。
私がはじめてパリイを知ったのはゲームのロマサガだったかな。
「剣で敵の攻撃を受け流すスキル」だったと思うけど、ノールのパリイは風圧で敵を吹き飛ばすほどの威力なので、もはや範囲攻撃になってます。
パリイなんて地味な技なはずなのに妙にカッコいいんですよね。
また、ギャグシーンの演出もテンポよく、笑わせるところはしっかり笑えます。
「地味スキルを極めたら世界最強になってた」系作品の中でも、ギャグとバトルのバランスが取れていて、すごくおもしろい。
実は、数ヶ月前にいちどエピソード12まで観てたんだけど、今回また見直しました。
やっぱり面白かったので、間違いない。
プライムビデオでは、シーズン1のエピソード12で終わってますけど、続編が出たら絶対観ます。
『俺は全てを【パリイ】する〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜』
異世界ものに飽きてきた人にも、ちょっとした変化球としておすすめですよ。
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